十五夜というとお月見です。お月見はお花見同様、日本人の誰もが知る年中行事の一つです。そんな十五夜のこと。
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十五夜というとススキです。十五夜ではお団子と一緒にススキが定番です。ススキが飾られていない十五夜はありえないですね。
ススキは秋をイメージさせる植物です。黄色に穂を出したススキを見かけると、秋だなぁって実感します。
ところで、オギやアシなどといった、ススキに似た植物もあります。十五夜のススキを取りに行って、意外にオギやアシを取ってくる人も少なくないかもしれませんね。オギやアシじゃダメってものでもないかもしれませんが・・・穂の形が多少違うでしょうね。
ススキは株なりする植物です。背の高い、ススキっぽい草が、均等に生えている場合はススキではなく、アシやオギの可能性が高いかもしれません。アシは流れの無い水のあるところによく生え、オギは湿地に生えます。ススキは乾いた土地でも生えますが、湿地でも生えるため、紛らわしいです。
ススキを見分けるポイントとしては、株なりしているかどうかでしょうね。根元を見たときに、オギの場合は一本ずつ生えていますが、ススキは株になって複数本が集中して生えています。
ちなみに、穂の形でススキとオギを見分けようとしても、個体差もありますので、きっと難しいです。
ちなみに、アシやススキなどのことをまとめて「茅(かや)」と言ったりします。茅は茅葺に使われたりするなど、昔から人の生活に役立っています。
脱線ついでにもう一つ、アシは語呂的に「悪し」に通じるというのを嫌って、「ヨシ」とも呼ばれます。つまり「アシ」と「ヨシ」は同じ植物ということですね。
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